新入生へ向けて

医学科新入生の皆様へ 医学科長 橋本 一郎

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 新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。難関の受験を突破して晴れて本学の医学生として大学生活を始めることに心からのお祝いを申し上げます。コロナ禍において学習環境が整わない中での受験勉強は大変だったでしょう。新入生の皆様には完全にもとに戻った学生生活を満喫して欲しいと思います。
 医学科の教育課程は、基礎医学教育と臨床医学教育に大きく分かれます。内科や外科といった診療や医療について学ぶのが臨床医学教育です。この臨床医学を学ぶ上で非常に大切なのが基礎医学であり、医師が他の医療関係者と比べて大きく違うのが、この基礎医学に関する知識の深さです。基礎医学は医学に関わる限り、各自のバックボーンになるものです。十分に学習してください。本学医学科では、基礎医学と臨床医学に関して講義室での授業だけでなく、様々な工夫をして学習補助を行なっています。希望者は研究サークル活動であるLab部で基礎医学研究が可能で、MD- PhDコースに進学して卒業前に医学博士を取得することもできます。医学研究実習では好きな研究室を選んで医学研究を行います。臨床医学に進むと、症例シナリオを使用して自己決定型学習を行うPBLチュートリアルや充実した臨床実習を用意しています。再開された短期留学プログラムにもぜひ挑戦してください。
 医学生にとって、医学学習は最も大切なことですが、大学時代は人間性を形成するのに重要な時期でもあります。クラブ活動やサークル活動を行ったり、趣味を深めたり、また新しいことに挑戦するのも良いでしょう。無限の可能性を秘めた皆様の過ごす6年間が、有意義であることを心から願っております。

医科栄養学科新入生の皆様へ 医科栄養学科長 髙橋 章

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 新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。これからの大学生活に期待と不安が入り混じった状態だと思います。厳しい受験生活を乗り越えてこられた皆様ですので、これから困難に出合ったとしても十分に乗り越えて行けると信じています。新年度からは、コロナ禍による行動制限が終わり、これまで通りの“普通”の大学生活を送ることができると思います。存分に大学生活を楽しんでください。
 日本は世界一の健康長寿を維持できる国として認められるようになりました。しかしながら、高齢社会の進行や食のグローバル化の波が世界中に押し寄せていることで、我が国においても、様々な新しい問題に目を向ける必要が出てきました。このような社会ニーズに対応できる管理栄養士となるには、医学、保健学、看護学、薬学、歯学、そして社会学、経営学等を身につける事が必要とされています。本学科は大学病院や医療関連学部および研究センターが集中した蔵本キャンパスにあるという立地条件を生かし、疾病の予防から治療まで医学に基づいた最新の栄養学を学べる恵まれた環境にあります。同時に、医科栄養学科では教員が一丸となって、時代のニーズを満たす人材育成に取り組んでいます。
 新入生の皆様全員が将来は栄養学分野のリーダーをめざして、知力、体力そして人間力を大いに鍛え、大きく飛躍することを願っています。

保健学科新入生の皆様へ 保健学科長 森 健治

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 新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。保健学科の教員ならびに在校生一同、ご入学を心よりお慶び申し上げます。COVID-19が5類に移行した後も、皆さんを取り巻く環境においては、天災等色々な困難が生じておりますが、皆さんの学生生活が安心で、より充実したものとなるように、教員一同心を尽くしてサポートしていきたいと考えております。少しでも不安なことがありましたら、気軽にご相談ください。
 保健学科は、徳島大学病院の隣に位置しており、実習においても、ほとんど大学病院を中心にして行われます。高度な医療の実践の場を間近で見聞きし、経験することにより、医療人として生きていくための意欲が刺激されることと思います。また、この蔵本キャンパスには、医学部、歯学部、薬学部の医療系3学部が集まっています。医学部には、医学科、医科栄養学科、保健学科の3学科があり、保健学科内には、看護学専攻、放射線技術科学専攻、検査技術科学専攻の3専攻があります。これらの学内他部局との共同教育の推進により、将来医療に携わる人間として、チーム医療?多職種協働に貢献できる人材を育てることを目標に掲げています。学業のみならず、サークル活動などを通して、他学部の人と交流することで、人間関係力を構築していくことも大切なことであるといえます。新しい学生生活がもうすぐそこに。私たちは、皆様の明るい未来をより良いものにできるように応援していきたいと思っています。

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